世界中を食べさせている小麦や雑穀や米類の話 ⑤〜芋と雑穀編


コラムのシリーズの最後に、再度①のデュラム粉のコラムで引用したレタスクラブの世界の地理と主食の図を掲載させて頂きたい。日本人🇯🇵の食生活を考えながら、影響の強い欧米や豪州、またアジアで一番生産量が多く、日本人の主食ナンバー1=40%の割合を今でも保つ米については、③で、そして青い北欧米で食べられて来た小麦粉やライ麦粉とパンに関しても調べて来ました。しかし、世界の地図はまだまだ触れられていない場所や、食糧が2/3以上残っている様です。他のサイトを見ても、欧州であってもイギリス🇬🇧やオランダ🇳🇱の主食はじゃが芋🥔と記載されています。例えば、有名なフィッシュ&チップスなど〜小麦粉を使うショートニングやスコーンなども有名ですが、主食として芋🥔は大量に消費されています。また、飲み物で言うとドイツ🇩🇪を中心に大麦の使用や、オートミール🥣の材料の燕麦も消費が多い主食です。そして、もっと眼を他の地域に向けてみると、全く違う地理的な特徴に全く違う主食を農作物として、食べられている地域が残っています。例えば、中南米でもブラジル🇧🇷ではフェジョアーダと言う国民食の豆のスープ🫘やアルゼンチン🇦🇷ではロクロと言うトウモロコシ🌽と豆🫘のスープが有名で肉類も大量に消費されています。アフリカを見ると更に食糧事情は複雑になります。サヘル地中海沿い地域以南でも中央アフリカと南半球などでキャッサバなど様々な芋類やソルガムそしてミレット言われる穀類も作られています。中国🇨🇳やアメリカ大陸は黄色く塗られておりトウモロコシ🌽の消費が主流と認められます。聞いた事もないと言う食糧素材もあるかも知れません。幾つか代表的な食糧を使う料理の写真🤳をランキングサイトや食器や厨房道具を扱う和泉屋のサイトより以下にイメージを掲載致します。また、明治株式会社の『世界の主食を比べてみよう』からも、下部に説明の記載がある画像を引用しております。インドネシアのテンペ🫘は、日本🇯🇵の納豆の素材が固められた状態で販売されています。ガーナ🇬🇭からは、フフやバンクーと呼ばれるヤム芋にキャッサバで作るプランテーション食料や、黄色味が強いキャッサバにトウモロコシ🌽を混ぜたペースト状の主食を摂っています。バナナ🍌も東南アジアの軽食/オヤツの揚げ物〜さつま芋と同じ屋台料理として人気です。メキシコのトルティーリャやタコス🌮もコーン🌽が原材料の主食です。下から三列目にある東アフリカのウガリや、南アフリカのパップもメイズなどのトウモロコシ🌽を粉から捏ねた主食になります。最後に最近の日本🇯🇵なら、雑穀を米に混ぜてミネラル分や足りない栄養価を摂るために10穀米や16穀米として販売されています。蕎麦は、輸入90%以上でカナダ🇨🇦が主な輸出先ですが日本国内産も大事にされる山地作物。キビやアワなども雑穀です。⤵️

世界では、蕎麦や芋や豆以外の雑穀やコーン🌽を主食と最近観ない専門家もいます。フィリピン🇵🇭や東南アジアの人々のタロイモや、日本人では雑穀しか食べれない人々も居ました。小麦粉パンやデュラム粉の普及と援助物資などで、主食の嗜好がアフリカの大地が生み出せる食糧や、太平洋の熱帯雨林の人々の伝統的な暮らしを変える事態も起こります。ソルガムとミレットと言う名称を聞き、あら⁉︎あれらは副菜や主食でないとするのは、新たな差別でしょうか?日本🇯🇵では封建時代の賎民と呼ばれる人々には『ひえ/あわ/きび』等の雑穀しか食べものを口にさせない時代が有りました。アメリカ🇺🇸でもアフリカ大陸から強制移動された南部を中心としたブラックアフリカンの人々が、独自に白人達が食べなかった蛙🐸やザリガニやナマズを栄養にして、コーン🌽ブレッドを主食とするケイジャンフード文化を作り上げ、今では専門のレストランさえある程です。また16穀米に入る雑穀にも、うやうやしく採取が困難なヒエやアワや他の小さな穀物も栄養されるのです。

上記のサイトは世界の料理と暮らしを楽しむDiaryより

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