日本でのビーツ栽培法と食べ方とレシピについて


ビーツ=奇跡のスーパーフード⁉︎

ビーツは、奇跡の食糧とかスーパーフード、或いは食べる輸血と言われています。何がそんなに凄いのかと言うと、ビーツには幾つかの特徴的な成分が含まれています。一つは硝酸イオン〜塩で、その代謝物である窒素が血管に作用すると、血管を拡張して血流を良くします。結果として血圧を下げて、冷え性やむくみを予防するとされています。そして運動パフォーマンスの向上効果が期待されています。また、紅い特徴的な色には、ポリフェノールの一種であるベタシアニン成分で、血液中の活性酸素を取り除き、老化を未然に防ぎ、また細胞が癌になるのを防ぐとも言われます。糖尿の予防にも食物繊維と血糖指数が低い為に良いとされます。但し、食べる量は炭水化物の成分から調整が必要です。カリウムの成分もミネラルバランスに良いのです。

さて、冒頭の写真🤳3枚は、我が家の畑からのビーツの姿です。日本🇯🇵でのビーツ栽培は通には流行りですが、需要と言う事では、まだ食べ方含めてなかなか広まらない。冬に頂きたいボルシチの材料になる根がキチンと成長した昨年はヒットだと驚きましたが、それでも、葉の部分に比べると案外に5-6cm程度の球根を採取してシチューにする迄には、3-5個をやっと採れれば嬉しい位です。最初の年は、秋蒔きした種が発芽から消えて春先に一つだけ葉脈の赤い苗を見つけた位の確率でした。冬にシチューを頂きたい場合は、早めに種を8月末から9月初めに撒き、根がサイズ⤴️になる時期が年末から2月初めが一番効率が良いです。葉の状態では、春雨を受ける4月になると花芽を含む、綺麗な新葉が赤い茎と共に伸びる姿も美しいです。春蒔きは、6月初めから梅雨前に採取します。以下は、NHKの趣味の園芸より、ビーツ栽培の仕方編です。⤵️

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-1179

日本🇯🇵ではビーツの葉を使い、茎と根を冷凍保存します。炒め物や、サラダ🥗や、お浸しにして頂くのが日本🇯🇵の好きな人の間での家庭料理の使い方です。根はビネガーで漬けるも良し、ベーグル🥯の色付けに卸し金で混ぜ込んでも、美しいピンク色の生地を作ります。以下はクックパッドより、ビーツの葉をした処理する仕方が詳細に、食べる為のレシピ等も参考になります。⤵️

①ビーツの葉の下処理法〜CookPatより⤵️

https://cookpad.com/recipe/5104981?fbclid=IwAR3zaI825ARf4w5k37F-zKlTLNmUp6K1n8qFmwgV6gn8KRIZO_MsZ2u8g8o

昨年までは、ボルシチシチューしか無かったレシピでしたが、今年は葉茎のお浸しや、サラダや佃煮、またじゃが芋🥔と一緒にピンク色のポタージュスープなども楽しめています。独りでは食べ切れないのですが、ビーツ栽培の日本🇯🇵での問題は、需要が根に少しだけ、葉茎付きで販売は無く、葉茎については自家栽培の方々か、特別なお店での購入に限ると感じます。日本で出回るリーフ系の野菜に比べると、ビーツの葉は硬いので、色合いや栄養素を頂く場合以外では流通に乗らないのが現状です。


②ビーツの葉のレシピ〜CookPatより⤵️

https://cookpad.com/search/ビーツの葉

③ビーツの根のレシピ〜Nadiaスープ等⤵️

https://oceans-nadia.com/recipe/tag/ビーツ

ビーツは大根の一種か⁉︎こちら表皮が赤い二十日大根です

ビーツの輸入元と日本国内の生産地

ビーツは地中海沿岸地方原産のアカザ科のサトウダイコンの一種とされています。今期のPontaHouseでのビーツの栽培中に一苗だけ中が白く外が赤い大根の様な茎には赤味が無いサイズの良い根が取れました。しかし、食感は赤い年輪が付いたビーツの味とは違いそうです。サトウダイコンと言われて、矢張りだわと納得した今年のコラム調査でした。つまりビーツは野菜でも、根菜で大根の一種とされるのかと、逆に不思議でも有ります。ビーツの柔らかさや色合いの強さを特徴とするロシア料理のボルシチの主材料として最も有名〜赤かぶにそっくりな見た目と色からジェリーの様なビーツの根は蕪に分類されずに、葉はほうれん草で、根は大根に近い野菜に分類されています。ビーツの栽培と言う点では、オランダ、ニュージーランド、オーストラリアの生産が盛んです。日本の国内では、熊本県、長野県、茨城県、北海道がビーツの主要産地となっています。ビーツの原産地は、ヨーロッパからアフリカ北部、地中海沿岸といわれていて、3世紀ごろから野菜として、食べられている歴史があります。

ビーツ旬の時期は、6月~7月/11月~12月と1年に2回あります。ビーツの生育適温は15℃~21℃。3月~5月には春まき、そして、9月~10月には秋まきと、約2ヶ月~3ヶ月後に収穫を行うのが一般的です。PontaHouseの畑では、9月初めに種入れしたビーツの苗🌱を、5月近くの時期まで未だ葉は新鮮な状態で根も育てています。

ビーツはボルシチ料理のイメージの寒さには強いですが、暑さには弱いです。日本においても寒い地域、寒暖差の大きい地域での栽培がなされている野菜です。以下出典

https://www.apconsulting.jp/2022/12/10/2022年12月スーパーフード-ビーツ-が旬-生産地は


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